日本型金融排除
(にほんがたきんゆうはいじょ)
金融機関が担保や保証、信用力を過度に重視し、将来性や地域貢献性のある事業への融資に消極的な状況のこと。海外では貧困層が金融サービスを受けられない状況を「金融排除」と呼ぶため、金融庁が2016年10月公表した金融行政方針で定義しました。排除が進めば企業は事業価値を高められず、金融機関もビジネスチャンスを逃がすことになります。金融庁は金融機関に対し、企業と対話し、事業への理解を深めながら経営改善を促すことを要請。こうした関係を構築することで、信用力が低くても融資できる事業があると訴えています。
情報提供:株式会社時事通信社
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