フラッシュメモリー
(ふらっしゅめもりー)
スマートフォンなどの記憶媒体として使われる半導体。高速でデータの読み書きや消去ができ、電源を切ってもデータが消えないのが特長です。立体構造を持つ3次元型の開発によって大幅な大容量化が実現しました。インターネット接続に不可欠なデータセンター用サーバーなどで需要拡大が見込まれています。ノートパソコンの記憶装置として、フラッシュメモリー技術を使ったSSD(ソリッドステートドライブ)が普及し、HDD(ハードディスクドライブ)からの移行が進んでいます。
台湾の市場調査会社トレンドフォースの発表によると、2022年4~6月期の世界シェアは韓国サムスン電子が首位で、韓国SKグループが2位、キオクシア(旧東芝メモリ)が3位。サムスンが3割を超えるシェアを占め、SKとキオクシアが2位を競います。4位の米ウエスタンデジタル、5位の米マイクロン・テクノロジーを含め、上位5社で世界シェアの9割超を占めています。
情報提供:株式会社時事通信社
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