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米国レバレッジ型ETF
米国レバレッジ型ETFとは
日本株式市場に上場しているETFのレバレッジは1倍~2倍*ですが、米国株ETFの中には、レバレッジが3倍かかっているETFがあり、ディレクション社が提供するブル3倍「Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)」もしくは、ベア3倍「Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)」を取引することで、S&P500のパフォーマンスに3倍もしくは-3倍連動した運用成果を目指すことが可能です。
2023年1月現在
米国レバレッジ型ETFの魅力
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資金効率の良い運用ができる
対象指数に対して3倍の変動率が設定されたETFの場合は、対象指数が2日以上連続で上昇すると、対象指数とレバレッジ型ETFの値上がり幅の差は、3倍を超える高い運用成果をあげられる可能性があります。
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下落局面でもリターンを狙える
米国市場全体が下落するかもしれないと考えている際に、インバース型のETFを利用することで下落局面での利益追求やリスクヘッジが可能となります。
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狙った業種に投資ができる?
対象とするインデックスはS&P500などのシンプルなものだけでなく、金融株、エネルギー関連株、ヘルスケア株、半導体株指数、ロボティクス株といった業種別の指数を対象にしたレバレッジ型ETFを使えば、個別銘柄を選ぶのが苦手な方でも業界を絞った投資をすることができます。
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信用取引のような追加証拠金の
発生がないレバレッジ型ETFはレバレッジをかけた金融商品ではあるものの、信用取引のような追加証拠金は発生しません。
追加証拠金の発生がないため最大の損失額が投資元本に限られると言えます。
【DMM 株】で
人気の米国レバレッジ型ETFは?
(集計期間:2024年7月~9月)
横にスクロールできます →
順位 | 銘柄名(コード) | 運用概要 | 株価 |
---|---|---|---|
1 | Direxion デイリー 半導体株 ブル3倍 ETF | NYSE半導体インデックスの運用実績の3倍となる日次投資結果を目指すETF | 33.83 |
2 | Direxion デイリー 半導体株 ベア3倍 ETF | NYSE半導体インデックスの運用実績の逆数の3倍となる日次投資結果を目指すETF | 21.96 |
3 | Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF | ICE20年超米国債インデックスの運用実績の3倍となる日次投資結果を目指すETF | 58.92 |
4 | Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF | S&P500インデックスの運用実績の3倍となる日次投資結果を目指すETF | 159.32 |
5 | Direxion デイリー テクノロジー株 ブル3倍 ETF | テクノロジー・セレクト・セクター・インデックスの運用実績の3倍となる日次投資結果を目指すETF | 81.25 |
(2024年10月1日現在)
Direxionとは?
ディレクション・インベストメンツは、レバレッジ型3倍ETF、インバース型3倍のETFなど、レバレッジが効いたETFを多く提供することで有名な運用会社で、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に多くのETFを上場させています。
【DMM 株】で取り扱っている米国株ETFの中で、レバレッジが3倍かかっているETFがディレクションETFシリーズとなり、相場が大きく下落している、もしくは上昇している時に積極的な運用を行いたい方におすすめです。
米国レバレッジ型ETFの具体例
例えば、S&P500インデックスの価格を100とし、2日連続で上昇したケースにおいてレバレッジ型ETFの価格推移との比較をした場合、1日目に対象指数が10%上昇するとレバレッジ型ETFの価格は30%上昇するので、対象指数とレバレッジ型ETFの価格は以下の通りになります。
- 対象指数:110
- レバレッジ型ETF:130
さらに2日目も対象指数が10%上昇すると、レバレッジ型ETFは30%上昇し、価格は以下の通りになります。
- 対象指数:110×1.1=121
- レバレッジ型ETF:130×1.3=169
スタート時点の100を起点に考えると、対象指数の値上がり幅は21ですが、レバレッジ型ETFの値上がり幅は69となります。
このように上昇傾向が続く相場状況下で、レバレッジ型ETFを上手く利用すると、短期間で高い運用成果をあげられる可能性があります。
一方で、S&P500インデックスの価格を100とし、上昇・下降を相互に繰り返す場合、上記の複利効果によりレバレッジ指数、およびインバース指数は逓減していくという特徴があります。
この場合、利益を得にくくなりますのでご留意ください。
図2は、指数が上下動を繰り返す相場でのレバレッジ型ETFの値動きを表したものです。
2日目は値下がりしたものの、3日目には対象指数が100を上回っています。
しかし、レバレッジ型ETFは基準値の100を下回った96.76となっているため、損失が発生している状態です。
このため、レバレッジ型やインバース型ETFは、上下動を繰り返すような相場状況下での長期保有には向かない場合があるので注意が必要です。
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