住宅着工件数
(じゅうたくちゃっこうけんすう)
国内で着工された新設住宅の件数。国によって異なりますが、一般的には戸建てや集合住宅など建築様式別や地域別に公表され、件数および前月比の増減により住宅投資の状況を判断します。住宅投資が活発化すると、家電製品や家具の買い替え需要などにつながるため、景気への影響が大きく、景気動向の先行指標として注目されます。
米国では、新築住宅販売件数、中古住宅販売件数に先立って商務省から毎月第3週に前月の数値が発表されます。日本では、国土交通省が毎月下旬に公表している建築動態統計調査の中で公表されます。建築動態統計調査では、工事別、新設住宅の資金、建築工法、利用関係、住宅の種類、建て方、住宅の戸数、住宅の床面積の合計、除却住宅の戸数などがそれぞれ公表されており、なかでも新設住宅着工件数が、景気動向を見るうえで注目されています。
情報提供:株式会社時事通信社
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