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米国株式:質問・回答詳細

米国株式を売却後に同一日に買付する際の注意点はありますか?

前日から保有していた株式を売却後、同一銘柄を買付した際、その後の売却までを同一日(※)に行う場合、口座状況によっては差金決済となることで、2回目の売却ができません。

※受渡日ベース


ただし、差金決済とならない別資金がある場合は2回目の売却も可能です。


売却できない事例については以下ケースをご参照ください。


<ケース1>同一銘柄で売り→買い売りを行う場合

取引前の状況・・・現金無し、保有株はA銘柄(1株70ドル)×10株

① A銘柄×10株を売り (700ドルの受取り)

② A銘柄×10株を買い (700ドルの支払い)

③ A銘柄×10株を売り (取引不可)

▼ポイント:③の売却をする場合は、①の売却代金を含めずに700ドルの資金が必要です。


<ケース2>売り→買い(一部株数)売りを行う場合

取引前の状況・・・現金無し、保有株はA銘柄(1株70ドル)×10株

① A銘柄×10株を売り (700ドルの受取り)

② A銘柄×  5株を買い (350ドルの支払い)

③ A銘柄×  5株を売り (取引不可)


▼ポイント:売却後に一部株数を買付した場合、A銘柄の日計りと判定され、同銘柄の売却代金(全額)が拘束されます。②の取引後に350ドルの現金残高がありますが、売却代金(700ドル)が拘束されるため、③の売却ができません。


<ケース3>複数の銘柄を跨いで売り→買いを行う場合

※取引前の状況・・・現金無し、保有株はA銘柄(1株70ドル)×10株およびB銘柄(1株100ドル)×1株

A銘柄×10株を売り (700ドルの受取り)

②B銘柄×  5株を買い (500ドルの支払い)

③B銘柄×  6株を売り (600ドルの受取り)

A銘柄×10株を買い (取引不可)


▼ポイント:②→③でB銘柄が一部株数であっても日計りとなったことで売却代金(600ドル)が拘束されます。③の取引終了時点で現金は800ドルありますが、日計り拘束金600ドルを差し引きした200ドルしか買付に利用できないため④の買付ができません。






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