FX代用を売却して、受渡日にFXにて追加証拠金が発生した場合は、追加証拠金解消額に充当されますか？

追加証拠金判定時のFX代用評価額と受渡代金の差額が追加証拠金解消額として充当されます。

2/15(月) A銘柄 100円 100株 ＝10,000円を売却

2/16(火) A銘柄 終値90円

2/17(水)7:00(夏時間：6:00)時点の追加証拠金判定

ポジション必要証拠金：40,000円

預託証拠金残高：29,000円

FX代用評価額：6,300円（90円×100株×70％） 

純資産額：35,300円

追加証拠金額：4,700円

上記のとおり、追加証拠金判定はFX代用売却代金が入金される前の状態で判定を行い、その後FX代用の売却代金と代用証券の差し替えが行われます。

これにより、FX代用が減額され、預託証拠金残高が増額します。

ポジション必要証拠金：40,000円

預託証拠金残高：39,000円（前営業日預託証拠金残高29,000円 + 2/15売却代金10,000円）

FX代用評価額：0円

純資産額：39,000円

追加証拠金額：1,000円（追加証拠金額4,700円 - (売却代金10,000円 - FX代用評価額6,300円)）

FXへ残り1,000円の入金等を行えば追加証拠金が解消されます。