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ADR(米国預託証券)
ADRとはAmerican Depositary Receiptの略で、米国外の企業が発行した株式を裏づけとし、米国内で発行される有価証券のことです。 日本語では「米国預託証券」と訳します。
米国預託証券は米国証券取引所に上場しており、株式と同じように売買ができます。
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ADRの
ポイント -
世界中の優良企業に投資ができる
ADRを買付けることで、日本人の個人投資家が直接投資できない国の企業にも投資することができます。また、ADRとして上場している企業は、米国証券取引所の厳しい上場審査を通過しているため、各国の優良企業といえます。
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株式とほぼ同等の経済効果を得られる
裏づけとなる株式から生じる経済的権利を全て含む有価証券であるため、配当金やコーポレートアクション(株式分割や併合など)の権利を得ることができ、株式を保有することとほぼ同等の効果があります。
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配当の源泉税率は各国の税率が適用される
配当金にかかる税金の税率は米国源泉税率(10%)ではなく、各国の源泉税率となるため、銘柄によっては配当金にかかる税率を低く抑えることができます。
10%より高くなる場合もあります。
例:ユニリーバ(本社はオランダ、英国)が、ADRとして上場するまでの流れ
- ユニリーバの株式が上場しているロンドン証券取引所で、米国の預託銀行(以下、預託銀行)がユニリーバの株式を買付けます。
- 預託銀行は、買付けたユニリーバの株式を、英国内の銀行に保管します。
- 預託銀行は、英国内の銀行に保管したユニリーバの株式の預かり証(ADR)を、米国で発行します。
- 預託銀行は、ユニリーバのADRをニューヨーク証券取引所に上場させるための手続きを行います。ユニリーバのADRは、ニューヨーク証券取引所の上場審査基準に基づき審査されます。
- 上場審査を通過したユニリーバは、ADRとして上場し、通常の株式と同じように売買されます。ユニリーバが配当金を出した場合、ユニリーバのADRを保有している投資家も、配当金を受け取ることができます。
ADRの取引に関する注意事項
- 売買手数料とは別に、預託証券の管理費用(一般的には、四半期~1年ごとに1株あたり0.25~5セント程度)が発生する場合があります。
管理費用が発生した場合、お客様の保有残高に応じて、預り金から外貨(米ドル)にて徴収いたします。外貨(米ドル)が不足する場合は別途、為替取引(円→米ドル)を行っていただきますようお願いいたします。 - 原株式(本国の現物株式)との交換はできません。
- 原株式が本国の取引所に上場したままで、ADRのみ上場廃止になる場合があります。
- 原株式とADRとで、配当やコーポレートアクション(株式分割など)の取扱いが異なる場合があります。
- 米国株式と同様に、当社の名義と区分したうえで、Interactive Brokers, Inc.(現地取次先)名義で保管機関に混合寄託するため、議決権の行使はできません。
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