年金の財政検証
(ねんきんのざいせいけんしょう)

政府が公的年金財政の健全性を法律に基づき、5年に1度点検する作業。人口推計や経済成長率などを基に100年先までの給付水準を試算し、結果を公表します。現役世代の平均手取り収入に対し、会社員の夫と専業主婦のモデル世帯が65歳時点で受け取る年金額の割合を示します。所得代替率（現役世代の平均手取り収入に比較した年金給付水準）が5年後までに50％を下回る場合、保険料や給付の在り方を見直します。