DR
(でぃーあーる)
英語表記の「Demand Response」を略で、電力の供給状況に応じて消費行動を変化させること。日本語では需要応答と訳されることもあります。電気はためることができず、供給量と消費量(需要)を常に一致させる必要があります。電力不足時の節電や余剰電力の蓄電池充電といった対応が挙げられます。近年は天候に左右されやすい再生可能エネルギーの普及で、供給量の変動が大きくなっています。冷暖房の使用が増える夏や冬は電力不足の懸念が高まりますが、春や秋は供給が需要を上回り、余剰電力が発生しやすくなっています。脱炭素社会の実現に向け、国もDRの一段の推進を呼び掛けています。
情報提供:株式会社時事通信社
最短即日から取引開始