キチンサイクル
(きちんさいくる)
景気循環の学説の中で、約40カ月の周期で好不調を繰り返すという考え方。「キチンの波(短期波動)」「キチン循環」とも呼ばれます。米国の経済学者ジョセフ・キチンが提唱したことが名称の由来です。在庫の増加・減少に起因すると言われています。
このほかの景気循環では、設備投資が引き起こす約10年周期の「ジュグラーの波(中期波動)」、建物の建て替えが要因となる約20年周期の「クズネッツの波」、画期的なイノベーション(技術革新)による約50年周期の「コンドラチェフの波(長期波動)」が知られています。
情報提供:株式会社時事通信社
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