リパトリエーション
(りぱとりえーしょん)

英語表記「repatriation」の日本語読みで、本国への資金還流のこと。略して「リパトリ」と呼ばれることもあります。決算に伴い企業が海外で挙げた利益を本国に送金したり、海外に投資していた資金を本国に引き揚げたりする事象のことで、自国通貨の上昇要因になります。東日本大震災後に保険会社や企業が資金確保のためにリパトリの動きを強めるとの見方から、外為市場で円高が進んだことがあります。