テレワーク
(てれわーく)
ITを活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。自宅や共用オフィスなど職場から離れた場所で働くことで、通勤の交通混雑が緩和でき、業務効率も高まると期待されています。普及すれば、育児や介護と仕事の両立にもつながります。
2012年のロンドン五輪・パラリンピックで市が交通混雑を避けるため、テレワークを呼び掛けて成功し、働き方の改善につながりました。21年へ1年延期された東京五輪・パラリンピックでも呼び掛けられましたが、日本でのテレワークの普及は、20年1月に国内感染が確認された新型コロナウイルス感染症対策としての出勤抑制がきっかけでした。22年5月公表の総務省の「令和3年(2021年)通信利用動向調査」によると、19年に20.2%だったテレワークを導入する企業の割合は20年に47.5%、21年に51.9%と急増し、その90%超が導入理由として感染防止や事業継続計画など新型コロナ対策を挙げました。
情報提供:株式会社時事通信社
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