住宅ローン担保証券
(じゅうたくろーんたんぽしょうけん)
資産担保証券(ABS)の一種で、個人向け住宅ローン債権を用いた債券型の証券化商品のこと。英語表記「Residential Mortgage Backed Securities」の略で「RMBS」といわれます。米国で個人の住宅取得を政策的に支援するために開発され、米国では一時、国債、社債を上回るまでに市場規模が拡大。日本でも、政府系の住宅金融機関である住宅金融公庫を中心に銀行や生保、ノンバンクが発行量を増やし、2006~07年ごろにピークに達しました。しかし、サブプライムローン問題に端を発したリーマン・ショックなどのため、現在では市場規模が縮小しています。
情報提供:株式会社時事通信社
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