ペイオフ
(ぺいおふ)
預金者保護の方法のひとつで、預金保険制度に加盟している金融機関が破綻した場合、預金保険機構が当該金融機関に代わって一定額まで払い戻しをすること。現行制度では、1金融機関につき預金者1人あたりの元本1000万円までとその利息は全額保護されますが、それを超える範囲は保護されません。
ただし、
(1)決済サービスを提供できること
(2)預金者がいつでも払い戻しを請求できること
(3)無利息
の3条件を満たす「決済用預金」については全額保護されます。
2010年9月10日、日本振興銀行の経営破綻により、初めてペイオフが発動されました。1金融機関に1000万円以上預けている人にとっては、万が一の場合、自分の預金が1000万円しか引き出せなくなってしまうため、預入銀行に対する信用リスクを預金者自身が負うことになります。
情報提供:株式会社時事通信社
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