李克強指数
(りこっきょうしすう)
中国経済の実体を把握するための指標のひとつ。統計操作がしづらく、信頼性の高い「電力消費量」「鉄道輸送量」「銀行融資」の3指標を用いて算出します。中国の李克強首相が遼寧省党委員会書記に就任していた2007年当時、これらの指標を用いて同省の経済状況を分析していたことに由来しており、英エコノミスト誌が2010年に紹介して以降、広範に用いられています。ただ、中国経済の構造は当時とは大きく変化したこともあり、サービス産業の動向が反映されにくい李克強指数では、現在の中国の実体経済を判断できないとされています。
情報提供:株式会社時事通信社
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