バブル経済
(ばぶるけいざい)
不動産や株式などの資産価格が実体経済とかけ離れて高騰すること。価格上昇の根拠が乏しく、下落基調に転じると過熱状態が一気にしぼんで持続性に欠けることから、泡(バブル)になぞらえられます。日本では1980年代から低金利を背景に地価が高騰し、株価も急伸しました。90年3月の大蔵省(当時)通達で不動産向け融資を抑制する総量規制を導入したことを契機に、資産価格は急落し、バブルは崩壊。後に「失われた10年」と呼ばれる長期不況に突入しました。
情報提供:株式会社時事通信社
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