バーゼルIII(バーゼル3)
(ばーぜるすりー)
2007年夏以降の世界的な金融危機を契機として、金融危機の再発防止のため、国際的に業務展開する大手銀行に対して自己資本の強化を求める規制。危機時の損失吸収力を高め、経営を安定させるのが狙いで、17年12月に最終合意しました。最終合意では、自己資本比率を計算する際の分母の算出方法がより厳格化されることになりました。当初は22年から適用が始まる予定でしたが、コロナ禍への対応を優先するため延期が繰り返されています。金融庁は22年3月に適用開始を24年3月と発表しましたが、さらに延期される可能性もあります。
情報提供:株式会社時事通信社
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