日本銀行の最高責任者。金融政策の運営方針を決める金融政策決定会合の議長を務めます。衆参両院の同意を得た上で内閣が任命します。任期は5年。
かつては大蔵省(現財務省)OBと日銀の生え抜きが交互に総裁に就く「たすき掛け」と呼ばれる人事慣行がありましたが、1998年の新日銀法施行後は3代連続で日銀出身者が就くなど、慣例は崩れています。また福井俊彦総裁(当時)の後任を選ぶ08年の人事は政争の具となり、一時的ながら戦後初の日銀総裁不在という異常事態を招いたこともあります。
情報提供:株式会社時事通信社
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