株価が指値と同じ価格になっているのに約定しないのは何故ですか？

取引所における売買には「価格優先の原則」と「時間優先の原則」という、売買を成立させる優先順位があるためです。

※「価格優先の原則」が先に適用され、同値での注文の場合に「時間優先の原則」が適用されます。

なお、以下の注文については同時注文とみなされ、時間優先の原則は適用されません。

• 前場と後場の始値が決定する時までに受け付けた注文（後場の始値決定時には、前場の注文も含めそれまでの注文を全て同時に受け付けたとみなされます）
• 売買停止し、その後再開した際の最初の値段を決定する時までに受け付けた注文
• 後場立会終了時にストップ配分が行われる場合のストップ値段での注文

同時注文については、その値段で注文を発注している証券会社ごとに注文を合計し、注文数量の多い証券会社から少ない証券会社の順番で、1売買単位ずつ配分します。
各証券会社に配分される数量によっては、株価と指値が同じ価格であっても約定しない場合があります。

詳細はこちらをご確認ください。